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フィールド トライアル



このスポーツは1866年5月英国において誕生し、次いで1874年
には米国に渡っており既に一世紀以上の古い歴史が有ります。
我が国に渡来して組織的な競技会が行われたのは、その後約
60年を経た昭和7年とされております。






フィールドトライアルとは基本的には一定の基準のもとに競技によって
鳥猟犬(ポインティングドッグ)の演技力を競うアウトドアスポーツです。

ハンドラーと出走犬とで、1チームとし相手チームと共に決められたフィー
ルド(自然の山林や河川敷等)で競技を行い立派な演技を行ったチームの
中から順位が決められます。 もちろんルールやマナーも有りすべての出走
犬は訓練されています。 よく訓練された犬は数百メートル離れていてもハ
ンドラーの指示に従いゲーム(鳥)を発見してもあわてる事もなくハンド
ラーの到着を待っています。 過去には狩猟家の一部の人達が楽しんでい
ると思われていましたが現在では狩猟家以外で純粋にスポーツとして楽し
んでいる愛犬家も増えています。

ルールやマナー等色々ありますが一番楽しいのは愛犬と一緒に野山を歩き
自然や季節を感じながら愛犬の成長を見て、尚競技に出犬し訓練の成果を
楽しめる事だと思います。今紹介したステーク以外でもあまり難しい訓練を
しなくても出犬できる大会もあります。

興味のある方はいつでもお問い合わせ下さい







出犬部門は大きくわけて3ステーク有ります。
(団体によっては多少異なります。)


1.幼犬部門(パピーステーク) 年齢1才6ヶ月未満

審査基準(競技時間15分〜20分)
@スピード Aレンジ Bランニングスタイル C狩猟本能
Dスタミナ E協調性


2.若犬部門(ダービーステーク) 年齢1才6ヶ月以上2才6ヶ月未満

審査基準(20分〜30分)
@スピード、スタイル、レンジ、スタミナ、バードセンス
がこの年代のクラスを示すこと。
Aコースに沿って捜索すること。B素早く正確なポイント、
スタンチ、バッキング


3.成犬部門(シューティングステーク) 年齢2才6ヶ月以上

審査基準(30分〜1時間)
@スピード、スタイル、レンジ、スタミナ、バードセンス
Aコースに沿って風を利用しゲームの体臭を求める事。
Bスタンチ、ステディネス、バッキングなどマナーを示す。






主なトライアル団体

社団法人 日本フィールド・トライアル協会
文部省認可団体委体2の3号
Japan Field Trial Association (J.F.T.A)
JFTA事務局
群馬県藤岡市上戸塚字株木132-1
Tel0274−22−6207

社団法人 全日本狩猟倶楽部 (全猟)
東京都豊島区巣鴨1-19-15 米山ビル3F
Tel03−3944−2681
Fax03−3943−1544


ミニマム・リクアイアメンツ
総てのポインティング・ドッグ種のフィールド・トライアルに適用すべき最小限の必要条件




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プロトレーナー 片田喜世一


       
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